こんちゃ(´・ω・)ノ
今回はNVR500にコンソールで接続してフィルタ設定までのやり方。
LAN側のフィルタ設定間違って閉じてしまって、
Web管理画面が使えなくなったときに以下の対応で解決した。
(1) 準備
・バッファローのUSBシリアルケーブル(BSUSRC06)を使用
※CDのドライバがWindowsXP32bitしかない。それ以外はネットからダウンロード。
・NVR500とUSBシリアルケーブル(ストレート)をクロス接続するために、
SANWAのRS-232Cリバースケーブル(9pin/9pin)を使用。
※BSUSRC06は2000円、RS-232Cリバースケーブルは700円程度した。
※クロスとリバースは同じ意味。
(2) USBシリアルケーブルのドライバをインストール
(3) TeraTermかハイパーターミナル(7の場合はダウンロードが必要)で接続する。
(4) シリアルのポートを指定し接続
ポートが不明の場合はデバイスマネージャから「ポート」の項目を確認
設定は以下の通り。
・ビット/秒:9600
・データビット:8
・パリティ:なし
・ストップビット:1
・フロー制御:Xon/Xoff
(5) 接続後、Enterを押す。
※NVR500のコンソールへの接続がストレートになっていると、
ここで反応がない。
(6) 「UserName:」「password:」が表示されるので、
ログイン可能なユーザでログイン。
設定が何もない場合、無名ユーザでpassowrdも入力なしでいける。
(7) ログイン後「administrator」コマンドを実行して、パスワードを入力し、
管理者でログインする。
(8) コマンドで設定を確認
【確認系コマンド】
・help:ヘルプが表示!
・show command:使用可能なコマンドが表示!
・show config:設定全てが表示!
「show config | grep "ip filter"」でフィルタの設定を確認できる。
・show staturs lan1:lan1(LAN側)の設定確認
・show status lan2:lan2(WAN側)の設定を確認
・show log:ログ表示(トラブル時に役立つ)
【管理系コマンド】
・administrator:管理者でログイン
・quit:ログアウト。exitでも可能
・save:設定を保存
・restart:再起動
【設定コマンド】
・login timer:一定時間キー操作を行わないと自動的にログアウト。(秒指定)
(9) フィルタ設定
<>:必須
[]:任意
※正確なコマンドの使用は「http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/manual/nvr500/」を参照。
【フィルタ登録】
ip filter <フィルタ名> <passまたはreject> <送信元アドレス>[/マスク] [送信先アドレス[/マスク]] [プロトコル]
【フィルタ削除】
no ip filter <フィルタ名> <passまたはreject>
※passは許可、rejectは禁止
※フィルタ名が「100000~」はLAN1(LAN側)、
フィルタ名が「200000~」はLAN2(WAN側)っぽい。
(10) 設定後「save」コマンドで保存する。
(11) 保存後、「quit」コマンドでログアウトする。
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