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こんちゃ(´・ω・)ノ
今回はnfsマウントについてです。
nfsはサーバ間などでディレクトリを共有したい場合などに用いるものです。
例えば、
・サーバ1からサーバ2の/usr/local/mntディレクトリを参照したい!
・サーバ1とサーバ2で同じ情報を参照して、同期をとりたい!
などといったときに使います。
◆NFSのインストール
・yumでダウンロード
# yum -y install nfs-utils
・OSのisoファイルやCD-Rなどでインストール
◆NFSサーバ側の設定(マウントされる側)
1.NFSマウント設定
# vi /etc/exports
ディレクトリ:NFSクライアント側のIPアドレスなど (権限)
【例】
/usr/local/mnt/ 192.168.100.10/255.255.255.0 (rw)
/usr/local/mnt/ 192.168.100.11/255.255.255.0 (rw)
/usr/local/mnt/ 192.168.100.12/255.255.255.0 (rw)
※(rw)は読み書きOK 、(ro)読み込みOK
2.portmapの起動
【portmap起動】
# /etc/init.d/portmap start
【portmap起動確認】
# ps -ef |grep portmap
3.nfsの起動
【nfs起動】
# /etc/init.d/nfs start
NFS サービスを起動中: [ OK ]
NFS クォータを起動中: [ OK ]
NFS デーモンを起動中: [ OK ]
NFS mountd を起動中: [ OK ]
【nfs起動確認】
# ps -ef |grep nfs
◆NFSクライアント側の設定(マウントする側)
1.マウント
【NFSマウントコマンド】
mount -t nfs 192.168.100.10:/usr/local/mnt/ /mnt/
【マウント確認】
# df -k
192.168.100.10:/usr/local/mnt/ 10079104 1716056 4325088 28% /opt/mnt/
【アンマウント】
# df -k
192.168.100.10:/usr/local/mnt/ 10079104 1716056 4325088 28% /opt/mnt/
# umount 192.168.100.10:/usr/local/mnt/
【自動NFSマウント】
# vi /etc/fstab
・以下を追加
192.168.100.10:/usr/local/mnt/ /opt/mnt/ nfs defaults 0 0
◆まとめ
注意する箇所としては、
・nfsがインストールされていること。
・portmapが起動していること
・pingで疎通確認ができていること。
・ディレクトリ権限、nfs権限に気をつけること。
です。これだけ守れば多分できると思います。
nfsマウントはIT基盤系のお仕事をしている方ならば、
結構お世話になるかなぁと思います。
冗長化などでNASや共有ディレクトリが用意できない場合に、
サーバ間でNFSマウントして代用したりなど用途は色々あると思います。
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